2015年10月7日水曜日

気になる記事と顧客管理システム:VW社長「リコール、16年1月から」 独紙報道 (日経新聞):IT投資

ちょっと気になる記事を見つけました。

VW社長「リコール、16年1月から」 独紙報道 (日経新聞)
2015/10/7 9:33

問題となっているVW社の不正対象車のリコール(無料の回収・修理)は、
「2016年1月から始め、年末までに完了する」とのことです。

基準内に抑えるための部品・装置のコストは大きいものの、
基準内に抑える技術はすでにできているのですね。
きっと。


ところで、このリコール対象車の所有者は自己申告なのでしょうか。


通常の小売スーパーや家電量販店などで、一般に広く販売されている商品は、
メーカーは最終消費者が誰であるかはわかりません。
家電製品のリコールで、各家庭に回収しているお知らせが通知されるのは、
誰が所有者だかわからないので、全員に通知することで所有者自らの対応を求めています。


一方、自動車などの場合、系列販売店での販売が一般的です。

であれば、メーカーは、販社を通して、最終消費者の情報を持っていて良いと思います。


実際、系列の販売店に顧客管理システムを導入している事例もあります。
もちろんこれはIT投資になります。

顧客情報を活用することで、新車の案内や試乗会案内ができるようになり、
自社の車のファン管理も可能になっていきます。

自動車販売店、iPad導入広がる 日産は系列店の9割に (日経新聞)
2012/6/13 19:45


もう六年以上も前のことになりますが、
日本でも、ITを活用した顧客管理は議論されています。


上記のVWの記事には、その辺は言及されていませんでした。
会社としてリコール対象車の所有者に連絡するのか、販売店の努力義務なのか・・・

今後どのように対応して行くのかも、知りたいと思います。

   Au revoir, à demain.



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